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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/07/08

#京南大学#今日は何の日?#加山雄三#大学の若大将#東宝#若大将シリーズ

【今日は何の日?】7月8日=映画・若大将シリーズ第1作『大学の若大将』が公開 (1961年) / 雑学ネタ帳

立教女学院(三鷹台).jpg

 京南大学キャンパスの撮影に使われた立教女学院(東京・杉並区)

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

61年前の1961(昭和36)年。加山雄三さんを国民的スターとし、1960年代東宝のドル箱シリーズとなった若大将シリーズの第1作『大学の若大将』(杉江敏男監督)が公開となりました。

シリーズの基本設定は毎回ほぼ一緒。加山さんが演じる京南大学の学生・田沼雄一が悪友であり、マドンナ(星由里子さん or 酒井和歌子さん)をめぐり恋敵ともなる青大将こと石山新次郎(田中邦衛さん)と一悶着起こしつつ、恋にスポーツに大活躍するという、コメディ要素も多分に含んだ明るい青春映画です。

大食漢で、人に頼まれたら嫌とは言えない性分のナイスガイ・若大将を演じた加山さんはこのシリーズがハマり役となり、国民的スターに。青大将を演じた田中邦衛さんも俳優として大きくステップアップしました。

麻布の老舗すき焼き店『田能久』の長男である若大将は、明治生まれの祖母(飯田蝶子さん)、大正生まれの父(有島一郎さん)、妹(中真千子さん)との4人暮らし。明治・大正・昭和の3世代による意見や見解の相違も毎度お約束でした。

記念すべき第1作では、お店から売り物の牛肉を持ちだした(実際は祖母からもらった)若大将が、大学の合宿所で浄化槽のフタを利用してすき焼き(焼肉?)をするシーンがあります。戦前学生のバンカラ気質と、戦後学生のエッセンスが作り手と演者の実年齢によって、ほどよくミックスされた雰囲気です。毎度、内容はほぼ同じという「マンネリの美学」を保ちつつ、高い人気を誇っていたのは、演者の魅力や、舞台設定など作り手による微調整による工夫の賜物だったことでしょう。

舞台となった京南大学は、主演の加山さん(慶応大学卒)のイメージから、ついつい慶應大学キャンパスを想像してしまいますが、大学の~では京王井の頭線の三鷹台駅そばにある立教女学院(東京・杉並区)のキャンパスにて撮影されています。

 文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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