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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/07/30

#カンガルー#ボクシング#今日は何の日?#後楽園アイスパレス#木下大サーカス#神楽坂#脱走

【今日は何の日?】7月30日=脱走カンガルーが水道橋から神楽坂まで深夜のお散歩(1966年) / 雑学ネタ帳

カンガルー・一服(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

56年前の1966(昭和41)年。東京・文京区の後楽園アイスパレス(71年に解体=現在の黄色いビル付近)で開催中だった『木下大サーカス』に出演中のカンガルーフジ号(オス・3歳)が深夜0時すぎ、調教師からボクシングを教わっている最中、突然飛び上がってオリを乗り越え脱走する事件が起きました。

慌てて調教師が追いかけましたが、フジ号は無人の観覧席を一巡りした後、裏口から外へと逃げ出してしまいます。

連絡を受けた警視庁富坂署でも3台のパトカーを出動。しかし深夜の路上に飛び出したフジ号は都電通りを突っ切り、国電の水道橋駅から文京公会堂(現・文京シビックセンター)方面へとピョンピョン。あちこちと目的も脈略もなく30分にわたって深夜の散歩を楽しんだフジ号は、さすがにお疲れの様子。最後は新宿区の神楽坂の都電通りで、通りがかりの会社員風の男性に捕獲されてしまいました。

フジ号はもちろん、ケガ人が出なかったのは何より。フジ号にとっては、まるで『ローマの休日』のような一夜だったことでしょう。


 参照 : 昭和41年7月30日付の朝日新聞朝刊
 

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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