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【今日は何の日?】8月2日=米国産西部劇『ローン・レンジャー』の放送がスタート(1958年) / 雑学ネタ帳

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64年前の1958(昭和33)年。アメリカ産の児童向け西部劇『ローン・レンジャー』がKRテレビ(現・TBS)で放送スタート。
放送は毎週土曜夜8時30分から。黒い仮面で目元を覆った正義の味方、ローン・レンジャーが愛馬シルバーにまたがりつつ、インディアンの相棒・トントとともに悪漢どもを退治するお話です。オープニング主題曲はロッシーニ作曲の『ウィリアム・テル序曲』。この曲を耳にして『ローン・レンジャー』を思い出すのは60歳以上、40~50歳台の方は『オレたちひょうきん族』のオープニングを思い出すことでしょう。
米国内では戦前期からラジオドラマや劇場映画化され、戦後になってからも映画化やドラマ化、TVアニメ化された児童向け西部劇の古典。日本国内においてもこのTVシリーズの放送により、のちのちの世にまで大きな影響を与えています。
お馬さんごっこをする時に、つい「ハイヨー!シルバー」と言ってしまったり、インディアン(アメリカ先住民)の物真似をする時に、ついつい発してしまう「インディアン嘘つかない」とか「キモサベ」なんてセリフは、すべてローン・レンジャーによって日本に広まったモノです。それらが親から子に伝わり、今やローン・レンジャーを知らない世代にまで、それらの言葉だけが伝承されているということになります。
同じ原作者(ジョージ・W・トレンドル)ということで、似たような設定の現代劇『グリーン・ホーネット』の主人公には「ローン・レンジャーの末裔」という設定があります。ローン・レンジャーがトントを相棒にしていたのと同じく、グリーン・ホーネットは空手の名人である日本人青年・カトー(演じていたのはブルース・リー)を相棒とし、悪人たちと戦っているのもよく似ていますね。
参照 : 昭和33年8月2日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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