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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/08/02

#キモサベ#グリーン・ホーネット#ローン・レンジャー#今日は何の日?#昭和33年#西部劇

【今日は何の日?】8月2日=米国産西部劇『ローン・レンジャー』の放送がスタート(1958年) / 雑学ネタ帳

西部劇(イメージ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1958(昭和33)年。アメリカ産の児童向け西部劇『ローン・レンジャー』がKRテレビ(現・TBS)で放送スタート。

放送は毎週土曜夜8時30分から。黒い仮面で目元を覆った正義の味方、ローン・レンジャーが愛馬シルバーにまたがりつつ、インディアンの相棒・トントとともに悪漢どもを退治するお話です。オープニング主題曲はロッシーニ作曲の『ウィリアム・テル序曲』。この曲を耳にして『ローン・レンジャー』を思い出すのは60歳以上、40~50歳台の方は『オレたちひょうきん族』のオープニングを思い出すことでしょう。

米国内では戦前期からラジオドラマや劇場映画化され、戦後になってからも映画化やドラマ化、TVアニメ化された児童向け西部劇の古典。日本国内においてもこのTVシリーズの放送により、のちのちの世にまで大きな影響を与えています。

お馬さんごっこをする時に、つい「ハイヨー!シルバー」と言ってしまったり、インディアン(アメリカ先住民)の物真似をする時に、ついつい発してしまう「インディアン嘘つかない」とか「キモサベ」なんてセリフは、すべてローン・レンジャーによって日本に広まったモノです。それらが親から子に伝わり、今やローン・レンジャーを知らない世代にまで、それらの言葉だけが伝承されているということになります。
 
同じ原作者(ジョージ・W・トレンドル)ということで、似たような設定の現代劇『グリーン・ホーネット』の主人公には「ローン・レンジャーの末裔」という設定があります。ローン・レンジャーがトントを相棒にしていたのと同じく、グリーン・ホーネットは空手の名人である日本人青年・カトー(演じていたのはブルース・リー)を相棒とし、悪人たちと戦っているのもよく似ていますね。 
 
 
 参照 : 昭和33年8月2日付の毎日新聞朝刊

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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