Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2022/08/03

#りぼん#今日は何の日?#少女漫画#昭和30年#集英社

【今日は何の日?】8月3日=集英社の少女向け漫画雑誌『りぼん』が創刊(1955年) / 雑学ネタ帳

リボン(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

67年前の1955(昭和30)年。現在も大人気の集英社の月刊少女向け漫画誌『りぼん』が創刊されました。終戦(45年)からちょうど10年。前年末に創刊された講談社の『なかよし』に続いての少女向け漫画誌の創刊となりました。創刊時の定価は100円でした。

初代編集長は、のちに週刊少年ジャンプの初代編集長となる長野規さん。同社の『少女ブック』の妹分的に位置づけで、幼女向け総合月刊誌として創刊され、当初は必ずしも漫画雑誌ではなく、グラビアや読み物、付録が充実した「総合誌」でした。

この時代はまだ漫画の描き手側にも「少年向け」「少女向け」という区分けはなく、創刊初期の昭和30年代は、のちに大御所漫画家となる、つのだじろうさん(ルミちゃん教室)、横山光輝さん(おてんば天使)、赤塚不二夫さん(まりっぺ先生=原作は舟橋和郎)らが連載していました。

テレビの時代に入ると、『やりくりアパート』や『てなもんや三度笠』など、人気の上方コメディ番組のコミカライズ作品を掲載するなど、時代の空気を柔軟に取り入れています。昭和40年代には、のちにテレビアニメ化されて人気となる『ドンキッコ』(石森章太郎作)、『魔法使いサリー』(横山光輝作)、『ひみつのアッコちゃん』(赤塚不二夫作)ら数々の作品も、りぼんの連載作品でした。

少女漫画にあまり詳しくはない男性陣にとっては、圧倒的に『ちびまる子ちゃん』(さくらももこ作)のイメージが強い『りぼん』ですが、創刊以来、実に多様な作品を世に送り出してきたことが分かりますね。 

 文 / 高木圭介

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事