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【今日は何の日?】8月23日=湖池屋ポテトチップス のり塩が発売(1962年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど60年前の1962(昭和37)年。株式会社湖池屋(本社・東京都板橋区)から国産ポテトチップスの草分け「湖池屋ポテトチップス のり塩」が発売されました。湖池屋では記念日にあたる8月23日を「ポテトチップスの日」に制定しています。
ポテトチップスは1853年、米国にてジョージ・クラムというコックさんによって発明。しかし、まだまだごく一部の人が知るといった程度のお菓子で、日本ではほとんど知る人がいないお菓子だったのです。
発明からちょうど100年後となる1953(昭和28)年、小池和夫さんが湖池屋を創業。小池屋ではなく「湖池屋」であるのは、小池さんの出身地(長野県諏訪市)にある諏訪湖を見た小池さんが「諏訪湖のように会社を大きくさせたい」との願いを込めての命名だったそうです。
湖池屋は当初、「お好み揚げ」のようなおつまみ菓子を製造販売していましたが、ある日のこと、小池さんが仕事仲間と飲みに行ったお店で、ポテトチップスを初めて食べ「こんなにおいしいものが世の中にあったのか」と感銘を受けたことがきっかけでした。以降は原料や生産法、味付けなどを独自に研究。試行錯誤を繰り返す中、米国で主流の塩味ではなく、日本ならではの「海苔」を加えた「のり塩味」を開発。初の国産ポテトチップスとして「湖池屋ポテトチップス のり塩」が発売されたのです。
5年後の1967(昭和42)年には、さらなる量産化に成功。今や家庭で手軽に食べられるお菓子の定番中の定番であるポテトチップスには、このような歴史が秘められていたのです。
参照 : 湖池屋ミュージアム
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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