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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/08/27

#フーテンの寅さん#今日は何の日?#山田洋次監督#昭和44年(1969年)の出来事#松竹#渥美清#男はつらいよ#葛飾柴又

【今日は何の日?】8月27日=映画『男はつらいよ』が公開(1969年) / 雑学ネタ帳

東京・柴又駅前(寅さん像).jpg

 東京・柴又駅前の寅さん像

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1969(昭和44)年。のちに松竹のドル箱シリーズとなる映画『男はつらいよ』(山田洋次監督)が公開されました。

内容はもはや説明不要でしょうが、テキ屋稼業を生業とする「フーテンの寅」こと車寅次郎(渥美清さん)を中心とした人情喜劇です。毎度旅先から生まれ故郷の東京・柴又へと帰ってくる寅さんがマドンナに惚れたり振られたり、タコ社長(太宰久雄さん)と喧嘩したりとと騒動を巻き起こします。

記念すべき第1作では、そんな寅さんが14歳の時に父親と大喧嘩して家出して以来、14年ぶりに柴又に帰還し、おいちゃん(森川信さん)やおばちゃん(三崎千恵子さん)、腹違いの妹であるさくら(倍賞千恵子さん)らと再会するシーンから始まります。最終的にはさくらと裏の印刷工場の工員・諏訪博(前田吟さん)と結婚する場面までが描かれています。

もともとは前年(68)年10月から半年間、フジテレビにて放送されていたTVドラマ版がオリジナル。こちらの最終回でハブ酒で一発当てようとハブを捕獲しに沖縄・奄美大島に渡った寅さんは、現地でハブに噛まれて死んでしまうというショッキングな内容でした。これに対して、テレビ局には苦情の電話が殺到し、これが松竹で映画化される原動力となったそうです。

渥美清さんが亡くなる前年の95年まで、全48作が作られ、世界最長の映画シリーズとしてギネス認定もされています。
 
全作品の原作と脚本は山田洋次監督が手掛けていますが、意外や監督は全作が山田監督というわけではなく、第3作を森崎東監督、第4作を小林俊一監督が手がけています。 

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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