#50円玉#50円硬貨#ニッケル製#今日は何の日?#昭和30年
【今日は何の日?】9月1日=国内初の50円硬貨がお目見え(1955年) / 雑学ネタ帳

初代のニッケル製50円硬貨(裏面)
67年前の1955(昭和30)年。日本初の50円硬貨がこの日より流通し始めました。前年(54年)よりデザインが一般公募され、表面の菊の花は東京都の林由男さん、裏面の分銅型のデザインは同じく東京都の山野内孝夫さんのデザインが採用されています。
初の50円硬貨はニッケル製で、ギザキザありでしたが、現在のように穴は空いていませんでした。2年後の57年1月に、初の100円硬貨が発行されますと、同じく銀白色、ギザキザあり、大きさも近かったとして、「区別がつきづらい」との苦情が増え、この50円硬貨はわずか3年で製造終了してしまいました。
59年2月から流通した2代目50円玉は、100円玉と区別しやすいことを最優先とし、ギザギザなしで中央に直径6mmほどの穴が空いたデザインとなりました。ギザギザが復活し穴の直径が4mmとなる現行の50円玉は、67年2月から発行されているものです。
初代と2代目の50円玉はニッケル製とあって、磁石にくっつく特徴がありました。そのため、神社のお賽銭箱などで磁石を利用した泥棒の被害に遭うことも多かったそうです。現行の硬貨はすべて磁石に無反応の素材が使用されています。
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。