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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/09/02

#今日は何の日?

【今日は何の日?】9月2日=深夜の荻窪駅南口でガス漏れ~2,500人が避難(1961年) / 雑学ネタ帳

荻窪駅(南口).jpg

 現在のJR荻窪駅南口

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

61年前の1961(昭和36)年。深夜2時30分頃、国電荻窪駅(東京都杉並区)南口の地下鉄工事現場にて、ガス漏れ騒ぎがあり、ただちに風下にあたる付近670世帯、2,500人が緊急避難するという騒ぎが起こりました。

ガス漏れが発生したのは翌年(62)1月に開業を控えた営団地下鉄(現・東京メトロ)荻窪駅の建設工事現場でした。地下4m付近にあった東京から保谷市へと送るガス導管(直径750mm)がつなぎ目からすっぽりと抜けてしまったのです。ただちに東京ガス警視庁荻窪署へと急報され、警視庁機動隊一個中隊消防署員が非常招集され、付近住民の避難が行われました。

深夜の出来事とあり、荻窪駅南口には寝間着姿で毛布を手にした付近住民たちが右往左往。ガス漏れは1時間以上にわたって続き、風下の約1km地点までガスの匂いが充満してしまったそうです。避難誘導が早かったこともあり、幸いなことに中毒者やケガ人は出ませんでした。

 
 参照 : 昭和36年9月2日付の朝日新聞夕刊

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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