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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/09/03

#ステレオ放送#ルパン三世#今日は何の日?#日本テレビ#昭和54年(1979年)の出来事#音声多重放送

【今日は何の日?】9月3日=テレビアニメで初のステレオ放送が実施(1979年) / 雑学ネタ帳

コンバットマグナム.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

43年前の1979(昭和54)年。この日の午後7時から日本テレビで放送されたテレビアニメ『ルパン三世』で、国産TVアニメで初となる音声多重放送(ステレオ放送)が実施されました。

今ではTVアニメがステレオ放送されることも普通ですが、音声多重テレビが普及していなかったこの時代には大変珍しいことでした。前年9月に他局に先がけてプロ野球中継などで実験的にステレオ放送をスタートしていた日本テレビでは、人気のルパン三世でアニメ番組でのステレオ版を制作することにしたのです。

この日に放送された第99話『荒野に散ったコンバット・マグナム』では、次元大介と殺し屋ストーンマンによる荒野の決闘で銃音が鳴り響くシーンや、ルパンらが地下水路を歩くシーンで上からポタポタと落ちてくる水滴の音や、空港でのジェット機の音などが効果的なステレオ音声で収録されました。

ルパン~では以降、103話から最終話までがステレオ音声にて制作。しかしTVアニメ業界全体に、この流れが普及することなく、しばらくはまたモノラル音声がスタンダードの時代が続きます。全話がステレオ音声で制作された作品は翌80年10月に放送がスタートした『あしたのジョー2』(全47話=日本テレビ)が初となっています。

 参照 : 昭和54年9月3日付の読売新聞朝刊

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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