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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/09/07

#カラー放送#スティングレイ#トニー谷,五木寛之#フジテレビ#ミッキー・カーチス#今日は何の日?#昭和39年(1964年)の出来事#海底大戦争

【今日は何の日?】9月7日=フジテレビが初のカラーレギュラー番組を放送(1964年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1964(昭和39)年。東京五輪の開幕を約1か月後に控え、フジテレビが初のカラー放送によるレギュラー番組をスタートさせました。

記念すべき初のカラー番組となったのは、国産ではなく英国産の海洋冒険人形劇『海底大戦争(スティングレイ)』でした。のちに日本でも大ヒットする『サンダーバード』と同じく、英ITCによる製作でした。

物語は原子力潜水艦・スティングレイ号を中心にトロイ艦長や、よく艦長に叱られているフォンズ中尉らが活躍。フォンズ少尉の吹き替えは意外や、歌手のミッキー・カーチスさんが担当しています。

第10話からは当時の人気芸人であるトニー谷さんが軽妙洒脱かつ辛口なナレーターを務めており、番組タイトルも『トニーの海底大戦争』と改題されています。この時代ならではですね。

迫力のある特撮シーンやメカの数々、美しい海洋シーンなど、ある意味でカラー放送第1号に相応しい番組だったのかも知れません。この日のテレビ欄を眺めてみると、フジテレビの番組で「カラー」の印がついているのはこの番組だけ。それだけカラー放送用の番組がまだ貴重だったということです。

「♪スティングレイ スティングレイ 海底大戦争~」の歌詞も勇ましい日本語版主題歌の作詞を手がけた、のぶひろしさんの正体は、のちに『青年は荒野をめざす』や『青春の門』で一世を風靡する作家・五木寛之さんの別名義だったりします。これもまた意外ですね。
 
 
 参照 : 昭和39年9月7日付の読売新聞朝刊

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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