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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/09/09

#1890年の出来事#KFC#カーネル・サンダース#ケンタッキーフライドチキン#今日は何の日?

【今日は何の日?】9月9日=KFCの創業者、カーネル・サンダースが誕生(1890年) / 雑学ネタ帳

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 ≪画像はイメージです≫

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

132年前の1890(明治23)年。日本でもおなじみ、ケンタッキー・フライドチキン(KFC)の創業者であるカーネル・サンダースが米インディアナ州クラーク郡ヘンリービルにて誕生しました。

今もKFCの店頭にて精巧な像が立つカーネルおじさんは19世紀生まれの人だったのです。日本国内の著名人だと落語家の5代目古今亭志ん生さん(73年没)や、川島正次郎さん(70年没)、大野伴睦さん(64年没)など大物政治家と同級生ということになります。

カーネルとは本名(ハーランド・デーヴィッド・サンダース)でも軍隊における「大佐」でもなく、ケンタッキー州に貢献した人物に与えられる「ケンタッキー・カーネル」という名誉称号のようなもので、それがいつしか「カーネル・サンダース」という呼び名になったそうです。カーネルおじさんは実際に陸軍に入隊していた時期もありますが、一兵卒だったそうです。

若き日のカーネルおじさんは、さまざまな職業を転々としていましたが、40歳の頃、1930年6月に経営するガソリンスタンドの一角に物置を改造したミニレストラン『サンダースカフェ』をオープン。こちらの目玉商品であるフライドチキンが大変な評判を呼び、のちの世界的事業展開へとつながりました。

カーネルおじさんは74歳となる1964年にKFCの権利を売却。経営の第一線からは身を引きましたが、その後は広報大使のような役割で世界各国へと拡がるチェーン店を視察して歩きました。大のお気に入りとなった日本には72(昭和47)年10月、78(昭和53)年6月、80(昭和55)年5月と3度訪れています。

最後の日本来訪から帰国直後の6月に急性白血病を発症。年末の12月16日に死去しています。90歳でした。

日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社ではカーネルおじさんの誕生日にちなんで、9月9日を『カーネルズ・デー』と制定。日本記念日協会にも認定、登録されています。

 文 / 高木圭介


 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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