#マッチ#不良マッチ#今日は何の日?#昭和23年(1948年)の出来事#自由販売#配給制
【今日は何の日?】9月16日=マッチの販売が自由化される(1948年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
74年前の1948(昭和23)年。火を灯すための生活必需品だったマッチが、この日から自由販売されることになりました。
マッチは戦時色が強まってきた1940(昭和15)年に砂糖とともに配給制になりました。配給制とはいっても「無くても生命にかかわる物ではない」と判断された物質は、配給の機会もごくわずかだったそうです。
戦争が終わった後も、マッチは戦争による工場被災や原材料不足が続き、生産量は激減したままとあり、マッチの配給制は継続してしまいました。しかし、現在と違ってライターは高級品。台所仕事などで火をつけるにしても、マッチは必需品とあり、粗製乱造された危険な「不良マッチ」が市場に出回っていたことも問題視されていました。
8年ぶりに自由販売となったマッチは庶民から大歓迎され、この日は「マッチの日」に制定されています。
喫煙者は減り、マッチを使う機会も激減する昨今ですが、今一度、マッチの便利さを思い起こしてみるのも良いかも知れません。単に火をつけるだけではなく、トイレなどで用を足した後、マッチ1本をシュッと擦り、消臭マナーの道具として使われることも多いようですね。
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。