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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/09/27

#GHQ#今日は何の日?#教科書の黒塗り#新日本建設の教育方針#昭和20年

【今日は何の日?】9月20日=新日本建設の教育方針で教科書が黒塗り(1945年) / 雑学ネタ帳

09月20日(第一生命館=GHQ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

77年前の1945(昭和20)年。終戦からちょうど1か月が過ぎた9月15日、文部省が教育体制を戦時から平時へと転換させる「新日本建設の教育方針」を発令。戦後の新教育要項をを模索していましたが、折からの紙不足により新教科書を用意できないため、この日より従来の教科書の軍国主義的な箇所を1行1行、墨で黒く塗りつぶしていく処置で急場をしのぎました。

戦争が終わり、疎開先から郷里の学校に戻ってきた児童たちが、真っ先に行ったのは、この「教科書の黒塗り」だったのです。昭和20年度用の後期用教科書から「忠君愛国」「戦意高揚」などに関する記述が徹底的に排除されました。

10月から12月にかけては文部省の方針だけでは不十分だとして、GHQ(連合国最高司令官総司令部)も教育に関する指令を続々と発令。不適格とされた教育者が追放となり、修身地理歴史を教えることが禁止となり、体育でもなぎなた柔道剣道などの武道、軍隊式の行進なども禁止に至りました。

昭和21年度からはGHQ方針に基づく「改訂教科書」が使用されています。

 文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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