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【今日は何の日?】9月21日=東京・芝浦でソ連水兵が溺れる小学生を救助(1969年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
53年前の1969(昭和44)年。東京・芝浦に停泊中のソ連水路観測船「バルハシ号」の乗組員3名が自転車で海に転落した小学生を救助しました。
この日の午後4時50分頃。港区海岸3丁目の芝浦岸壁Gバースにて、友だちと自転車遊びをしていた小学5年生の少年が、ハンドル操作を誤り、同岸壁に停泊中だったバルハシ号(4868㌧)に激突。少年は岸壁と船のスキ間(約70cm)から3m下の海面へと転落してしまいます。
たまたま甲板にいた当直将校のバーブロフ・ブラジスラブ中尉(28)がこれを目撃。ただちに部下のニコライ・ゴーブリフ二等水兵(19)と、アレクサンダー・スイスオイエフ二等水兵(19)とともに岸壁へと降りました。スイスオイエフ二等水兵が海中へと飛び込み、3人で協力して少年を無事に救助することに成功しました。
ブラジスラブ中尉は「子どもが2人で自転車遊びをしているのをょ(甲板から)ハラハラしなかずら見守っていた。1人が海に落ちたので、夢中で部下を呼んだ。子どもにケガもなくて本当に良かった」と語っていたそうです。
参照 : 昭和44年9月22日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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