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【今日は何の日?】9月25日=アニメ『天才バカボン』が放送スタート(1971年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
51年前の1971(昭和46)年。週刊少年マガジン(講談社)や週刊少年サンデー(小学館)の連載で大人気だった赤塚不二夫さん原作の『天才バカボン』のアニメ版が、この日より日本テレビ系で放送スタートしました。
制作はよみうりテレビと東京ムービー。大塚製薬の一社提供で、土曜夜7時からの放送でした。前番組はバカボンと同じく、父と子の濃厚な交流と葛藤を描いた......とは言いつつ、あまりに作風が違い過ぎる『巨人の星』でした。
連載誌もアニメ制作会社もスポンサーも同じということで、前週の『巨人の星』最終回にて、大リーグボール3号の酷使で左腕を破壊した星飛雄馬が、番組終了後に次週予告に登場してバカボンパパとしっかり握手。「バカボン君、僕に代わって来週からよろしく頼みますよ」とメッセージを送るという意表を突いたバトンタッチシーンが放送されています。
原作ではギャグ漫画とはいえ、パパの無軌道すぎる行動によって、死者や被害者が続出するバイオレンスな展開も多いのですが、アニメ化にあたってバイオレンスシーンは極力削られ、無垢なバカボンを中心としたハートウォーミングなお話が多いのも特徴的です。また徹底した自由人であるパパが時々、植木職人として働いているという原作にはないシーンも見受けられます。
「♪西から昇ったお日様が、東へ沈む~」という主題歌も大人気となりましたが、この主題歌によって、「バカボンパパがこう言うのだから、実際に太陽は東から昇るんだな」と頭にインプットした子どもたち(現在の40代後半~60代)が多かったものです。
パパ(雨森雅司さん)、ママ(増山江威子さん)、バカボン(山本圭子さん)、ハジメちゃん(貴家堂子さん)という声優陣もイメージにピッタリ。51年後の現在も、『サザエさん』において、バカボンとハジメちゃんの兄弟が、花沢さん(山本圭子さん)とタラちゃん(貴家堂子さん)として共演していることにお気づきでしょうか?
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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