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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/10/01

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【今日は何の日?】10月1日=デン助劇団が創立30周年記念公演(1969年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1969(昭和44)年。喜劇人の大宮敏充さんが率いるデン助劇団が浅草の松竹演芸場を貸し切り、この日から10月10日まで「創立30周年記念公演」を行いました。公演は午前11時からと午後4時からの1日2回でした。

デン助劇団は大宮さんが24歳の時に習い覚えたタップダンスをもとに「楽団ニュートーキョウ」「大宮登志夫一座」を結成したのが始まり。日華事変や太平洋戦争への応召などで中断期間もありましたが、大宮さんは戦後も浅草へと戻り、松竹演芸場を本拠地に「デン助」を上演し続け、残り少なくなった浅草の実演劇を続けてきました。

記念公演は大宮さん作・演出・主演の『デン助の思い川』や鹿島密夫とザ・レインボーズによる『音楽ショウ』などが上演されたそうです。

記念公演に向けて大宮さんは「ドングリまなこでハゲ頭が首を振り振り出てくる――というデン助像は、マンネリかもしれないが、これを出さないと客が満足してくれません。自分なりにデン助芝居で"浅草の灯"を守っていきたいという心境です」と語っています。

関西育ちの人にとって、「土曜の半ドン後は、家で昼ごはんを食べながら吉本新喜劇を観る」というのが定番だったそうですが、関東育ちの人にとって、これにあたるのが、昭和30~40年代に同じく土曜昼からNETテレビ(現・テレビ朝日)で放送されていた『デン助劇場』でした。

記念公演の模様は10月4日と11日放送の『デン助劇場』にて2週に分けて放送され、お茶の間をも楽しませました。

 参照 : 昭和44年9月25日付の読売新聞夕刊

 文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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