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【今日は何の日?】10月14日=国鉄山手線が馬と衝突してストップ(1959年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
63年前の1959(昭和34)年。国鉄(現JR)山手線の内回り電車が、なんと2頭の馬と激突し、約1時間にわたってストップするという事故が起きました。
事故が起きたのは田町駅と現在の高輪ゲートウェイ駅の中間地点にある札の辻陸橋付近。走行中の電車の前に2頭の馬が飛び出し、1頭は電車にはね飛ばされて死に、もう1頭は電車にひかれて死にました。馬が激突した衝撃で電車の制動器は故障し、そのうえ車両に挟まった馬の死体を引き出すことに四苦八苦したため、内回り電車は不通となりました。
国鉄では品川駅、田町駅でそれぞれ折り返し運転を行い、品川~田町間は並走する京浜東北線を利用してもらい対処。約1時間後に平常運転に戻りました。
それにしてもなぜ都心に馬が? この馬たちは付近の都立西芝浦屠畜場から脱走してきたものでした。エサを与えられていなかった馬が、馬小屋を壊して脱走。1頭はすぐに取り押さえられ捕獲されましたが、脱走に成功した2頭が線路内に侵入してしまったようです。東京23区内で電車が馬と激突するとは驚きですね。
参照 : 昭和34年10月15日付の読売新聞、毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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