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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/10/14

#今日は何の日?#国鉄#山手線#昭和34年(1959年)の出来事#札ノ辻#馬

【今日は何の日?】10月14日=国鉄山手線が馬と衝突してストップ(1959年) / 雑学ネタ帳

山手線(高輪ゲートウェイ付近).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

63年前の1959(昭和34)年。国鉄(現JR)山手線の内回り電車が、なんと2頭の馬と激突し、約1時間にわたってストップするという事故が起きました。

事故が起きたのは田町駅と現在の高輪ゲートウェイ駅の中間地点にある札の辻陸橋付近。走行中の電車の前に2頭の馬が飛び出し、1頭は電車にはね飛ばされて死に、もう1頭は電車にひかれて死にました。馬が激突した衝撃で電車の制動器は故障し、そのうえ車両に挟まった馬の死体を引き出すことに四苦八苦したため、内回り電車は不通となりました。

国鉄では品川駅、田町駅でそれぞれ折り返し運転を行い、品川~田町間は並走する京浜東北線を利用してもらい対処。約1時間後に平常運転に戻りました。

それにしてもなぜ都心に馬が? この馬たちは付近の都立西芝浦屠畜場から脱走してきたものでした。エサを与えられていなかった馬が、馬小屋を壊して脱走。1頭はすぐに取り押さえられ捕獲されましたが、脱走に成功した2頭が線路内に侵入してしまったようです。東京23区内で電車が馬と激突するとは驚きですね。

 参照 : 昭和34年10月15日付の読売新聞、毎日新聞朝刊

   文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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