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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/10/17

#2012年#エマニエル夫人#シルビア・クリステル#チャタレイ夫人の恋人#今日は何の日?#山口いづみ

【今日は何の日?】10月17日=エマニエル夫人こと、シルビア・クリステルが死去(2012年) / 雑学ネタ帳

エマニエル椅子.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど10年前の2012(平成24)年。『エマニエル夫人』(74年)や『チャタレイ夫人の恋人』(81年)など、日本でも大ヒットした官能映画に主演した女優のシルビア・クリステルさんが居住先のオランダ・アムステルダムの病院で死去しました。享年60。

フランス映画の『エマニエル夫人』はかなり際どいシーンが多いにも関わらず、74年12月の日本公開時、なぜか成人映画ではなく一般映画として上映されて大ヒット。男性ばかりでなく、女性からも高い支持を集めたことで知られています。以降、クリステルさんは世界中でセクシーのアイコンとして人気を集めました。

意外と知られていませんが、クリステルさんは1952年にオランダで生まれたオランダ人。そしてエマニエル夫人の原作はタイの女流作家、エマニュエル・アルサンさんによるものです。なのでこの映画は「タイ人女性の原作をオランダ人女優が主演したフランス映画」という、なかなかややこしい作品でもあります。

劇場公開から約3年後(77年5月15日)、テレビ朝日の『日曜洋画劇場』で初放映された際に、クリステルさんの声を吹き替えたのは、意外や清純派女優の山口いづみさんでした。山口さんの洋画吹き替えは、後にも先にもこの1本だけ。当時、山口さん本人が聞いた話によりますと「アゴの形、顔全体の骨格がクリステルさんに似ている」との理由で、クリステルさんと同質の声が出せると判断した日本語版制作チームからのオファーだったそうです。

約2年後の79年1月25日、今度は東京12チャンネルの『木曜洋画劇場』にて、同じく山口さん吹き替えバージョンで2度目のテレビ放映となりましたが、この時は22.5%という驚異の視聴率を記録。68年から2009年まで41年間も続いた木曜洋画劇場における歴代最高視聴率となっています。 

 文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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