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【今日は何の日?】10月20日=全国勤労青少年会館(中野サンプラザ)が起工式(1970年) / 雑学ネタ帳
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52年前の1970(昭和45)年。JR中野駅北口にそびえ立つ中野サンプラザ(全国勤労青少年会館)の起工式が行われました。
2004年に売却されて以降、民間運営となっている中野サンプラザですが、もともとは労働省の特殊法人である雇用促進事業団が運営する「勤労青少年センター」として建設が計画されていました。
当時、就職して3年以内に会社を辞めてしまう高卒者が半数以上にものぼり、勤労青少年対策が課題となっていました。その対策の一環として労働省では、勤労青少年に働く意欲を持たせつつ、悩みをも解決するために、国電中野駅北口に広がる旧警察大学校の跡地に「働く青少年のオアシス」として勤労青少年センターの建設を決定したのです。
センターは地上21階、地下2階、高さ92mの高層ビル。総工費約60億円をかけ、内部には28レーンを有するボウリング場と25mプール、2,600人収容の大ホール、300人収容の国際会議場、結婚式場、定員200人の大ホールが安い費用で利用できるという総合施設だったのです。その他にも職業研究所、相談室、郷土室などが設けられ、まさに「働く青少年の憩いの場」となることが期待されていました。
3年後の73年6月1日に「全国勤労青少年会館」として正式オープン。しかし、この正式名称はほとんど浸透することはなく、「中野サンプラザ」の名称とともに、各種コンサートや結婚式場として高い知名度を誇ることとなりました。
そんな歴史を持つ中野サンプラザは2023年7月に閉館し、解体されることが決定しています。
参照 : 昭和45年10月18日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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