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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/10/27

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【今日は何の日?】10月27日=明星食品が高級即席麺「中華三昧」を発売(1981年) / 雑学ネタ帳

ラーメン(イメージ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

41年前の1981(昭和56)年。明星食品(現在は日清食品HD傘下)が、高級中華麺「中華三昧」を発売。それまで「安価」こそが売りだった即席ラーメン市場において高級中華を思わせる味覚と価格で衝撃を与えました。

明星食品では中華料理の本場である広東(かんとん)、北京(ぺきん)、四川(しせん)の味を継承する「本格中華の拉麺」として「広東風拉麺」「北京風湯麺」「四川風拉麺」と3種の中華三昧を販売。1食120円という通常の倍近い価格設定に、当初は販売店からも懐疑的な目で見られていたそうですが、発売から間もなく生産が追い付かないほどの大人気に。即席麺市場に高級麺ブームが到来したのでした。

さっそく他社からも「華味餐庁(カミサンチン)」(東洋水産)、「麺皇(メンファン)」(日清食品)、「楊夫人(マダムヤン)」(ハウス食品)、「桃李居(トウリキョ)」(サンヨー食品)など、同じく難読漢字名を冠した高級即席麺が販売されるに至りました。

中華三昧はさまざまなリニューアルを繰り返しつつ現在も息の長いヒット商品として存続。2022年現在は8種類の袋麺、3種類のカップ麺が販売されています。

それまでも中国の首都・北京(ぺきん)は多くの人が読むことができましたが、これら本格中華即席麺CMなどによる啓蒙で、広東(かんとん)、四川(しせん)、拉麺(らーめん)などが、小学生でも読めるようになったという影響もあります。
 
 
 参照 : 明星食品「明星70周年社史」 

 文 / 高木圭介

 


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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