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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/11/01

#UFO#サーチライト#今日は何の日?#怪光#新宿のデパート#昭和40年#気象庁#空飛ぶ円盤

【今日は何の日?】11月1日=東京上空に空飛ぶ円盤?(1965年) / 雑学ネタ帳

空飛ぶ円盤(夜空).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

57年前の1965(昭和40)年。この日の午後6時すぎ、朝日新聞の東京本社に「東京の空に薄く発光するものが飛んでいる」「空飛ぶ円盤ではないのか?」という問い合わせが殺到しました。

国電の飯田橋駅駅前交番の前では、不穏な西の空を見上げる人波によって車が立ち往生してしまう始末でした。

この怪光の正体は新宿にある某デパート屋上のサーチライトでした。気象庁によりますと、これは東京の空気が汚れている証拠なんだとか。空気中にチリなどが多いと、光線が反射するためサーチライトの道筋が見えることになります。しかし反対にチリが少ないと光の道筋が見えずに、雲に反射した部分だけが地上から見えることとになり、このような空飛ぶ円盤と見間違う現象になるそうな。

11月1日の夜は、前日の雨によって空気中のチリが一掃されており、空気が珍しく澄んでいたうえに、高度1,200メートル付近に雲がかかっており、空気が汚れている普段は見えているサーチライトの道筋が消え、怪光出現の条件がドンピシャで揃ったことによる「空飛ぶ円盤騒動」だったようです。 
 
 昭和40年11月2日付の朝日新聞朝刊

  文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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