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【今日は何の日?】11月2日=IQ210!韓国の天才少年が「万国びっくりショー」に登場(1967年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
55年前の1967(昭和42)年。この日(木曜)の夜7時30分から放送スタートした新番組『万国びっくりショー』(フジテレビ)で、すでに新聞や雑誌の報道で話題となっていた韓国の天才少年、キム・ウンヨン(金 雄鎔)君が記念すべき1回目のゲストとして登場しました。
提供はロート製薬。この番組は3年後に開催される大阪万博に向け、世界の国々から驚くべき特技を持つ人々を日本のスタジオへと招いて紹介するという番組。初期の司会者は八木治郎さんでした。
1962年3月生まれのウンヨン君は当時5歳。すでに4か国語を喋り、その天才ぶりは「IQ210」「4歳にして微分積分がスラスラ」「4歳8か月にして大学で学んでいる」などなど、日本の児童向け雑誌などでも度々紹介されており、その天才ぶりに半信半疑ながら、子どもたちは噂のウンヨン君の来日を楽しみにしていたのです。
番組に登場したウンヨン君は、東大生が2人がかりで解いた問題を簡単に解いてしまうなど、噂にたがわぬ天才ぶりを披露し、放送終了後にも大きな話題となりました。その後のウンヨン君は8歳で米コロラド州立大学に学び、12歳で米NASAの研究員になるなどの伝説を残しています。
まだ韓流ドラマやK-POP、さらには「韓流スター」なんて言葉も存在しなかった55年前。小学生でも知っている韓国発有名人の双璧はプロレス中継や、のちに漫画やアニメの『タイガーマスク』にも頻繁に登場する「原爆頭突き」でおなじみの大木金太郎(キム・イル)選手と、このキム・ウンヨン君でした。つまりは極端に「頭の硬い人」と「頭の良い人」だったのです。
参照 : 昭和42年11月2日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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