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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/11/07

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【今日は何の日?】11月7日=寅さんが「ヘンな外人」をとらやに連れてくる(1968年) / 雑学ネタ帳

東京・とらや(葛飾区柴又).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

54年前の1968(昭和43)年。木曜夜10時からテレビドラマ『男はつらいよ』(フジテレビ)第6話が放送。この日はフーテンの寅さん(渥美清さん)が柴又のとらやに、ボロボロの服を身にまとい、髪もひげもモジャモジャという「ヘンな外人」を連れ帰ってきて騒動が起きるというエピソードでした。 

妹のさくら(長山藍子さん)は、やくざ者の兄が連れてくる外国人など、ロクな者であるはずがないと決めつけて相手にもしません。ところが高校時代に英語弁論大会で2位になったという英語力から通訳を頼まれ、とらやの一同が見守る中、「ヘンな外人」ことマクナマラと話してみたところ、彼はとても好感の持てる青年だと判明するというお話です。

マクナマラを演じていたのは当時、スタンフォード大学政治学部に学び、特別交換留学生として慶応大学に学ぶために来日中だったマーティ・キーナートさんでした。キーナートさんは69(昭和44)年に再来日し、慶応大インターナショナルセンター日本語コースを修了し、以降は日米をまたいだスポーツビジネスの世界で活躍することになります。

74(昭和49)年にはフロントとしてプロ野球の太平洋クラブライオンズ入り。以降もスポーツライター、解説者、コメンテーターとして活躍し、2005年にはパ・リーグの新球団・東北楽天ゴールデンイーグルス初代GM(ゼネラル・マネージャー)に就任しています。

寅さんが見込んだ通り、単なる「ヘンな外人」ではなかったようですね。
 
 参照 : 昭和43年11月7日付の読売新聞朝刊

  文 / 高木圭介


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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