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【今日は何の日?】11月13日=パリのエトワール広場が「シャルル・ド・ゴール広場」と改名(1970年) / 雑学ネタ帳

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52年前の1970(昭和45)年。フランス・パリ市会では共産党も含め、全会一致で凱旋門が中央にある名所・エトワール広場を「シャルル・ド・ゴール広場」と改名することを決定。同時に地下鉄のエトワール駅も「シャルル・ド・ゴール駅」と改名する運びになりました。
パリ解放の英雄であるド・ゴール将軍(戦後は大統領)は11月9日に解離性大動脈瘤破裂のため79歳で死去。死去からわずか4日で改名が決まったあたりに、フランス国内での高いド・ゴール人気がわかります。
当のド・ゴール将軍は遺書にもあたる著書にて「私は死後、一切の栄誉も昇進も固く辞退する。もし、そうしたものが与えられれば、私の希望は打ち砕かれるだろう」と記していましたが、広場や地下鉄駅だけでなく、その後も空港や原子力空母、セーヌ河にかかる橋などなど、さまざまなモノに「シャルル・ド・ゴール~」の名が冠せられることになりました。
もっともパリ市民の中には、400年もの長き間に慣れ親しんだエトワール(星)の呼び名を惜しむ声もあり、現在もなお「エトワール広場」と呼び続ける人も多いようです。
そういえば改名から5年後(75年)に日本で発売された、かまやつひろし(ムッシュかまやつ)さんの大ヒットシングル盤『我が良き友よ』のB面に収録された隠れた人気曲『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』でも「♪ちょっとエトワールの方をむいてごらん ナポレオンが手を振ってるぜ~」なんて旧名のまま歌詞に登場していますね。
参照 : 昭和45年11月14日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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