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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/11/13

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【今日は何の日?】11月13日=パリのエトワール広場が「シャルル・ド・ゴール広場」と改名(1970年) / 雑学ネタ帳

フランス・パリ・凱旋門.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

52年前の1970(昭和45)年。フランス・パリ市会では共産党も含め、全会一致で凱旋門が中央にある名所・エトワール広場を「シャルル・ド・ゴール広場」と改名することを決定。同時に地下鉄のエトワール駅も「シャルル・ド・ゴール駅」と改名する運びになりました。

パリ解放の英雄であるド・ゴール将軍(戦後は大統領)は11月9日に解離性大動脈瘤破裂のため79歳で死去。死去からわずか4日で改名が決まったあたりに、フランス国内での高いド・ゴール人気がわかります。

当のド・ゴール将軍は遺書にもあたる著書にて「私は死後、一切の栄誉も昇進も固く辞退する。もし、そうしたものが与えられれば、私の希望は打ち砕かれるだろう」と記していましたが、広場や地下鉄駅だけでなく、その後も空港原子力空母セーヌ河にかかる橋などなど、さまざまなモノに「シャルル・ド・ゴール~」の名が冠せられることになりました。

もっともパリ市民の中には、400年もの長き間に慣れ親しんだエトワール(星)の呼び名を惜しむ声もあり、現在もなお「エトワール広場」と呼び続ける人も多いようです。

そういえば改名から5年後(75年)に日本で発売された、かまやつひろし(ムッシュかまやつ)さんの大ヒットシングル盤『我が良き友よ』のB面に収録された隠れた人気曲『ゴロワーズを吸ったことがあるかい』でも「♪ちょっとエトワールの方をむいてごらん ナポレオンが手を振ってるぜ~」なんて旧名のまま歌詞に登場していますね。 
 
 参照 : 昭和45年11月14日付の読売新聞夕刊

  文 / 高木圭介

 


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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