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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/11/19

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【今日は何の日?】11月19日=TVドラマ版「サザエさん」が放送スタート(1965年) / 雑学ネタ帳

世田谷区役所②.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

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57年前の1965(昭和40)年。長谷川町子さん原作の人気漫画『サザエさん』がテレビドラマ化され、この日(金曜)の夜9時からTBS系にて放送スタートしました。

主演は56(昭和31)年から61(昭和36)年までの映画版(主に東宝)全10作にてサザエ役を演じていた江利チエミさん。現在となっては53年も放送が続く日曜夜6時30分からのアニメ版(フジテレビ)のイメージが強いサザエさんですが、69(昭和44)年にアニメ版がスタートするまでは、映像のサザエさんといえば、この江利チエミさん主演ドラマのイメージが強かったのです。

波平役は寅さん映画の初代おいちゃん役の森川信さん、フネ役は映画版にて全10作で同役を演じた清川虹子さん、カツオは子役の吉原誠利さん、ワカメ役は"マーブルちゃん"こと上原ゆかりさんが演じていました。

そしてサザエの夫となるフグタ・マスオ役はのちに俳優業だけでなく、『アフタヌーンショー』(NETテレビ=現・テレビ朝日)司会者としてもおなじみとなる川崎敬三さんが演じています。

原作の舞台は東京・世田谷区の桜新町となっていますが、ドラマ版で磯野一家が暮らすのは当時の玉電(東急玉川線)で桜新町の6駅先、現在の東急田園都市線で2駅離れた三軒茶屋の裏通りにある2階建て一軒家という設定です。

この日放送の第1話「あわてもの一家」では、大工さんの手抜き工事だったのか?何かと建てつけの悪い磯野家を、世田谷区役所写真)に勤務するマスオが訪れ、雨傘をきっかけにサザエと出会うというエピソードです。ドラマ版のマスオは公務員だったのです。

映画版に続いてドラマ版でもサザエを演じることになった江利チエミさんは「サザエさんって日本版のルーシー・ショー(当時人気だった米国産のシットコム)みたいでしょ。まあ、こんどはルーシー・ショーと咲子さんちょっと(江利さんが主演していたホームコメディ)』をプラスしたようなものになりそう」と語っています。

コメディとしてのテンポを重視するため、スポンサーの了解をとったうえで、ドラマの途中には一切CMを挿入しないという、民放ではかなり珍しい形式の放送だったそうです。 

♪サザ~エさんってどんな人 そりゃもう美人でしとやかで 朗らかすぎて上品で親孝行で親切で~」と江利チエミさん本人が自画自賛な歌詞を朗らかに歌い、最後にオチをつける主題歌を憶えている人も多いことでしょう。 
 
 参照 : 昭和40年11月19日付の朝日新聞 

 文 / 高木圭介


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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