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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/11/25

#MBE勲章#エリザベス女王#オノ・ヨーコ#ザ・ビートルズ#ジョン・レノン#バッキンガム宮殿#ベトナム戦争#モハメド・アリ#今日は何の日?#外貨獲得

【今日は何の日?】11月25日=ジョン・レノン(ザ・ビートルズ)が英エリザベス女王に勲章を返上(1969年) / 雑学ネタ帳

イギリス・バッキンガム宮殿.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1969(昭和44)年。この日の午後、ザ・ビートルズジョン・レノンが豪華な自家用大型車(メルセデス・リムジン)で寒風吹きすさぶバッキンガム宮殿(写真)を訪れ、4年前(65年)に外貨獲得の功績でエリザベス女王から授与されたMBE(五等勲士)勲章を封筒に入れて返上しました。

レノンは1日前に、オノ・ヨーコ夫人とともにギリシャ、インドへのバカンスから帰国したばかり。勲章返上の理由はベトナム戦争で米政策を支持することに抗議してのものとなっています。

同封の書簡には「女王陛下、私は英国がナイジェリア―ビアフラ紛争に巻き込まれていること。及び、ベトナムで米国を支持していることに抗議して勲章を返上いたします」としたためられていたそうです。また書簡のサインには、女王に対して「ウィズ・ラブ ジョン・レノン」と記されていたこともあり、これも当時の英国内で多くの議論を呼びました。
 
当時の英国内では、米軍によるベトナム大虐殺が連日報道されており、ウィルソン首相は与党の労働党内からも、米支持政策について撤回表明を迫られるなど大騒ぎになっていたタイミングでした。

2年7か月前(67年4月)、米国内を騒がせたプロ・ボクシングの現役世界ヘビー級王者、モハメド・アリ(カシアス・クレイ)の徴兵拒否に続き、ベトナム戦争の是非に揺れる世論に大きな影響を与えたジョン・レノン勲章返上事件でした。 
 
 参照 : 昭和44年11月26日付の読売新聞夕刊 

  文 / 高木圭介


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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