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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/11/26

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【今日は何の日?】11月26日=俗悪? 野球拳が独立したTV番組として復活(1969年) / 雑学ネタ帳

ジャンケン(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1969(昭和44)年。当時大人気だったコント55号(萩本欽一&坂上二郎)の冠番組『コント55号の野球ケン!』(日本テレビ)が放送スタート。水曜夜9時からの30分番組でした。提供は暖房・空調機器メーカーの豊臣工業(現・トヨトミ)と任天堂でした。

野球拳は「ヨヨイのヨイ!」の掛け声によるジャンケン勝負とともに、敗者が脱衣していくという、いわゆるお座敷芸。日曜夜8時から放送中だった『コント55号!裏番組をブッ飛ばせ!!』(日本テレビ)の1コーナーとして放送されたところ大人気に。なおゲストのタレントさんが脱いだ衣装は、その場でオークションにかけられ、その収益金は交通遺児などに寄付される形となっていました。

最高で33.8%もの視聴率を稼ぎましたが、いわゆる良識派を自認する人たちから俗悪番組と称され、苦情も殺到。番組は継続していましたが、野球拳のコーナーは終了しました。

これにて野球拳のテレビ放送も終了かと思いきや、なんと日本テレビでは野球拳のコーナーのみを分離独立させ、同じくコント55号司会による新番組として再スタート。第1回のゲストは銀座のママから女優に転身した山口火奈子さんでした。

俗悪視されつつも復活・野球拳の人気は高く、この日の収録が行われた栃木・佐野市民会館には収容人数3,000人のところ、約5,000人が押しかけて、約2,000人が野球拳を見られずに帰ることとなりました。この日のお客さんは山口さんが脱いだ衣装の買いっぷりも良く、欽ちゃんも二郎さんも感激していたそうです。
 
 参照 : 昭和44年11月26日付の読売新聞朝刊

  文 / 高木圭介


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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