Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2022/12/06

#1914年の出来事#ドイツ・ベルリン王立芸術アカデミー#ベルリン#交響曲#今日は何の日?#勝鬨と平和#大正3年#山田耕筰#帝国劇場#第一次世界大戦

【今日は何の日?】12月6日=日本人作曲による初の交響曲『勝鬨と平和』が初上演される(1904年) / 雑学ネタ帳

オーケストラ(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

108年前の1914(大正3)年。山田耕筰さん作曲の交響曲『勝鬨と平和』がこの日、帝国劇場で開催の『東京フィルハーモニー会 第14回演奏会』にて、当時26歳の山田さん自身の指揮によって上演されました。この曲は日本人作曲による初の交響曲となります。

『勝鬨と平和』は全4楽章による交響楽。フルート×2、オーボエ×2、ファゴット×2、ホルン×2、トランペット×2、トロンボーン×3、ティンパニー、弦5部による編成で演奏されます。曲調に対して、勇ましさを感じさせる曲名はこの年7月に勃発した第一次世界大戦の影響を受けたものと言われています。

山田さんは1908(明治41)年に東京音楽学校(現・東京芸術大学)を卒業後、1910(明治43)年から、三菱財閥の総帥・岩崎小弥太男爵の援助を受けて、ドイツ・ベルリン王立芸術アカデミーの作曲科に留学。この『勝鬨と平和』は、ベルリン留学中の1912(大正元)年に現地で作曲されており、留学の恩人にあたる岩崎男爵に献呈されました。

山田さんは2年後に帰国し、改めて初の交響曲を『勝鬨と平和』と命名したうえで初上演したことになります。

 文 / 高木圭介

 

 
 

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事