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【今日は何の日?】12月20日=信州・篠ノ井のリンゴ畑から900年前の古銭がザクザク(1963年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
59年前の1963(昭和38)年。長野県篠ノ井市(現・長野市)の民家の庭先にあるリンゴ畑から、約45kgもの古銭がザクザクと発掘される出来事がありました。
善光寺平に広がる篠ノ井地域のリンゴ畑。その日の夕方、住人が越冬野菜用の貯蔵穴を掘っていたところ、直径30cm、高さ40cmほどの土ガメを発見。中を開けてみると、青さびた古銭が1万3,000枚も出てきました。
近隣の更埴市(現・千曲市)の埴科教育会に調査を依頼したころ、古銭は約900年前の中国・北宋時代に製造され、日本国内でも鎌倉・室町時代に流通していた「開元通宝」や「政和通宝(写真)」など14種と判明。成分は銅とスズの合金である「唐金」であるとわかりました。
家主はさらに専門家に調査を依頼したうえで、一部を埴科教育会に寄贈したうえで、あとは家宝として保存することにしたそうです。
参照 : 昭和38年12月23日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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