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ニュース 今日は何の日?雑学 2022/12/29

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【今日は何の日?】12月29日=ラジオ番組でガキ大将による座談会を放送(1961年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

61年前の1961(昭和36)年。東京都内に在住する小学6年から中学1年生のガキ大将7人をスタジオに集めて座談会を行うという異色のラジオ番組が放送されました。

この日の夜7時30分から、文化放送日本の子ども』は年内最終回にあたり『われらガキ大将』と題した座談会を放送。現代の子どもの特質を良い意味でも悪い意味でも代表する存在としてガキ大将の存在にスポットをあて、東京の各地域に存在する七人のガキ大将をスタジオへと集め、子どもたちの生活と意見を集約する座談会を行ったのです。

都内各地に存在するガキ大将を、文化放送がどのようにして選抜選考したのか?にも興味が湧きます。集められた7人のうち、たった1人だけ中学生にして「ガキ大将」と認定された少年の心境やいかに...。

司会は、のちに「カバゴン」のニックネームとともにおなじみとなる教育評論家の阿部進さん(当時は川崎市立小学校教員)が担当。阿部さんは「現代っ子」という造語の考案者としても知られています。

近所の空き地に君臨する「ガキ大将」の姿を目にすることは少なく、今や多くの人はジャイアン(byドラえもん)やゴジラ(byオバケのQ太郎)、ブタゴリラ(byキテレツ大百科)といった、藤子・F・不二雄さんの漫画やアニメに登場するガキ大将こそを記号的に思い浮かべることでしょう。

この座談会が放送されたのは、それら漫画作品が誕生する以前の「ガキ大将」だっただけに、どういったガキ大将の言葉が電波に乗ったのか? 教育史の視点からも、とても興味深い番組ですね。
 
 参照 : 昭和36年12月29日付の読売新聞朝刊

    文 / 高木圭介
 


 
 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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