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【今日は何の日?】1月1日=国鉄のエース特急「つばめ」が復活して運行開始(1950年) / 雑学ネタ帳
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73年前の1950(昭和25)年。前年(49年)から東京~大阪間で運行開始していた国鉄の特急列車「へいわ」が愛称公募により「つばめ」と改称され、この日から運行開始されました。
「つばめ」は戦前の30(昭和5)年より、漢字表記の「燕」として東京~神戸間を運行していましたが、その伝統の名称が復活。SLで牽引される「つばめ」は、姉妹特急の「はと」と並び最新鋭のエース特急列車として人気に。同年9月のダイヤ改正ではそれまで9時間で走行していた東京~大阪間を8時間に短縮し、さらに56(昭和31)年に東海道本線が全線電化されると、電気機関車によって牽引され、東京と大阪を7時間30分で結ぶこととなりました。
その後も鉄道技術の進化とともに「つばめ」の運命はめまぐるしく変化し続けます。58年には最新の特急電車「こだま」にエース特急の座を明け渡し、60(昭和35)年6月からは機関車牽引から電車へと変身。64(昭和39)年10月に東海道新幹線が運行開始されると、「つばめ」と「はと」は新大阪~博多間を結ぶ西日本を代表する特急電車となり、75(昭和50)年3月に山陽新幹線が博多まで開通したことで、「はと」とともに国鉄特急「つばめ」の名称は四半世紀の歴史に幕を下ろしたのです。
やがて国鉄からJR管轄の時代となり、92(平成4)年にはJR九州の特急電車として「つばめ」が復活。2004(平成16)年3月に九州新幹線が開通して以降は、新幹線の名称として親しまれ続けています。
「つばめ」の名称が意外な形で残っているものとしては、プロ野球の東京ヤクルトスワローズがあります。「つばめ」の復活と同じ50(昭和25)年に、国鉄ではプロ球団を所有することとなり、当時のエース特急「つばめ」にちなんで、新球団を「スワローズ」と命名。以降、球団の親会社は産経新聞社、ヤクルトと変遷しましたが、「アトムズ」時代などさまざまな紆余曲折を経て、現在も国鉄特急にちなんだ「スワローズ」が使用され続けています。
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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