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【今日は何の日?】1月2日=NHK大河ドラマ『源義経』が放送開始(1966年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
57年前の1966(昭和41)年。この日の午後8時15分より、NHK大河ドラマの第4作目『源義経』が放送スタートました。
脚本も原作者である村上元三さんが担当。源平合戦の時代を描いた初の大河ドラマ作品でした。主演の源義経役は当時23歳だった尾上菊之助(現・七代目尾上菊五郎)さんで、その家来・弁慶役は前年の大河ドラマ『太閤記』にて主演していた緒形拳さんが異例の連続出演。義経の愛妾・静御前役は藤純子(現・富司純子)さんが演じました。
タイトルに登場する鎧や太刀、琵琶は実際に義経が使用していたと伝わる国宝や重要文化財が使用され、武満徹さんが担当する音楽もN響のフルメンバーに加え、十七弦、竜笛、尺八、しの笛など邦楽器も取り入れられた豪華編成で話題となりました。
ドラマは義経の牛若丸、遮那王時代から源平合戦を経て、兄・頼朝(芥川比呂志さん演)との対立、衣川館での自害までが全52回にわたって描かれています。
義経と静御前の悲しい別れは有名ですが、この共演で出会った尾上菊之助さんと藤純子さんは6年後の72(昭和47)年に結婚。女優・寺島しのぶさんと歌舞伎役者の五代目尾上菊之助さんが誕生するきっかけとなりました。
さらに意外なドラマの影響としては、前年(65年)に「来年の大河ドラマは源義経に決定」というニュースを耳にした三立製菓の社長が「来年はきっと源氏ブームがくる!」と確信。ちょうどその時期に開発中だったハート型のパイ菓子を『源氏パイ』として番組の放送開始よりも先に売り出したところ大人気に。69(昭和44年)には第8回世界モンドセレクションでゴールドメダルを受賞するなど、息の長い大ヒット商品となっています。
参照 : 昭和41年1月1日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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