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【今日は何の日?】1月8日=お相撲さん専用の診療所が完成(1958年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
65年前の1958(昭和33)年。日本相撲協会(当時・時津風定次理事長=元横綱双葉山)が前年(57年)秋から東京都墨田区千歳町(現・千歳)1丁目に建設中だった専用の診療所が完工。この日に開所式が行われました。
現在は両国国技館の地下1階にある専用診療所ですが、当時は旧両國国技館(日大講堂)からほど近い隅田川べりの場所に建設。新診療所は鉄筋2階建てで建坪が90坪。総工費は当時の金額で1,700万円が投じられました。
現在ほどではないにせよ、当時の基準でも巨漢揃いなのが大相撲の世界。そのため、力士を正確に診療できる特製医療器具を揃える必要があります。
診療所の所長を務める岩崎一平博士(慶応病院)の言によりますと、650万円を投入した高圧レントゲン(12万5,000ボルト)をはじめ、60貫(225kg)の高重量にも耐えうる日本初の傾斜自在透視撮影台など豊富な診療装置を揃え、内科、外科、皮膚科、泌尿器科、物理療法科が揃うという仕様でした。
日本相撲協会直属の健保病院ではありますが、特別な依頼があった場合は一般人への診療も実施していたそうです。
参照 : 昭和33年1月9日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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