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【今日は何の日?】1月9日=喜劇俳優・八波むと志が交通事故死(1964年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
58年前の1964(昭和39)年。交通事故により、東京・駿河台の日大駿河台病院(千代田区)に入院中だった喜劇俳優・八波むと志さん(本名・坪田稔)が午前8時38分に頭がい骨骨折による脳出血のため死去。37歳の若さでした。
八波さんは1月4日の深夜1時頃、運転中の自家用車にて都電の松住町停留所(現在の千代田区・昌平橋交差点付近=写真)の安全地帯に激突。直ちに近くの同病院へと搬送されていました。
八波さんは56(昭和31)年に、由利徹さん、南利明さんと「脱線トリオ」を結成。舞台や映画、テレビなどで人気者に。3人はいわゆるお笑い芸人ではなく喜劇俳優でしたが、テレビ番組用にコントを演じることも多く、国内におけるトリオコントの草分け的存在となりました。所属事務所も全員バラバラであり、喜劇俳優としての活動に軸を置いていたため、トリオは61年に解散していました。
八波さんはトリオ解散後も数々の映画や舞台、テレビ番組に出演。亡くなったこの時も、NHK人形劇『チロリン村とくるみの木』にスカンクのガスパ役でレギュラー出演中だったため、事故死のニュースは子どもたちにも大きなショックを与えました。八波さん死去を受け、同役は声優の八木光生さんを経て、元トリオの同僚である南利明さんへと引き継がれることになりました。
参照 : 昭和39年1月9日付の朝日新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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