Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/01/09

#チロリン村とくるみの木#今日は何の日?#八波むと志#千代田区#南利明#昌平橋交差点#昭和39年#由利徹#脱線トリオ#都電松住町停留所

【今日は何の日?】1月9日=喜劇俳優・八波むと志が交通事故死(1964年) / 雑学ネタ帳

東京・昌平橋交差点.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

58年前の1964(昭和39)年。交通事故により、東京・駿河台の日大駿河台病院(千代田区)に入院中だった喜劇俳優・八波むと志さん(本名・坪田稔)が午前8時38分に頭がい骨骨折による脳出血のため死去。37歳の若さでした。

八波さんは1月4日の深夜1時頃、運転中の自家用車にて都電の松住町停留所(現在の千代田区・昌平橋交差点付近=写真)の安全地帯に激突。直ちに近くの同病院へと搬送されていました。

八波さんは56(昭和31)年に、由利徹さん南利明さんと「脱線トリオ」を結成。舞台や映画、テレビなどで人気者に。3人はいわゆるお笑い芸人ではなく喜劇俳優でしたが、テレビ番組用にコントを演じることも多く、国内におけるトリオコントの草分け的存在となりました。所属事務所も全員バラバラであり、喜劇俳優としての活動に軸を置いていたため、トリオは61年に解散していました。

八波さんはトリオ解散後も数々の映画や舞台、テレビ番組に出演。亡くなったこの時も、NHK人形劇『チロリン村とくるみの木』にスカンクのガスパ役でレギュラー出演中だったため、事故死のニュースは子どもたちにも大きなショックを与えました。八波さん死去を受け、同役は声優の八木光生さんを経て、元トリオの同僚である南利明さんへと引き継がれることになりました。

 参照 : 昭和39年1月9日付の朝日新聞夕刊

   文 / 高木圭介

 


 
 

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事