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【今日は何の日?】1月11日=中央自動車道の工事がスタート(1963年) / 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
59年前の1963(昭和38)年。都心と富士山麓を約1時間程度で結ぶ中央自動車道の基礎調査が終わり、この日の午前10時から八王子市中野町の工事現場で、日本道路公団高速道路八王子建設局長の手により、建設の第一歩であるクイ打ちが行われました。
中央自動車道は名神高速道路に次ぐ国土開発道の第2弾。東京・杉並区の高井戸を起点に三鷹、調布、府中、八王子と都下を横断し、神奈川県津久井郡(現・相模原市)を経て、山梨県富士吉田までの92kmを、道路幅25.4mの4車線を基準とした有料道路として計画され、信州を経て愛知県方面への建設は、その後の段階とされていました。
現在のように甲府~諏訪湖~伊那谷を経て愛知県内へと向かうルートへと変更されたのは、この年5月のこと。工事スタート時点ではまだ、現在のリニア中央新幹線と同じく南アルプスの赤石山脈をトンネルで貫通させるルートが計画されていました。
コース変更や土地買収に手間取った影響で完成までは時間がかかり、調布ICと八王子IC間が開通したのは、67年12月のこと。全線開通は約20年後の82年11月のことでした。
松任谷由実さんの名曲『中央フリーウェイ』でもおなじみの高速道路ですが、現在でこそ首都高を使い、都心からそのまま中央自動車道へと合流できるものの、76(昭和51)年に首都高と中央道がつながるまでは、高井戸から調布ICまでは渋滞の激しい甲州街道(国道20号)を通る必要があり、都心から中央道に乗るまでが、まず一苦労でした。
参照 : 昭和38年1月11日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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