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【今日は何の日?】1月12日=米国産アニメ『大魔王シャザーン』が放送スタート(1968年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
55年前の1968(昭和43)年。昭和50年代まで再放送が繰り返され、現在も50歳以上の方には高い知名度を誇る米国産アニメ『大魔王シャザーン』の放送がNETテレビ(現・テレビ朝日)でスタート。毎週金曜夜7時30分からの放送でした。
米ハンナ・バーベラ・プロダクション制作の原題は『Shazzan』。現代に生きる10代の兄妹・チャックとナンシーが旅の夜、あるホラ穴に迷い込んで不思議な指輪を拾い、指輪に刻まれた文字を読み上げたところ、2人はアラビアンナイトのおとぎ話に出てくる魔法の世界へと送られてしまいます。
2人が台座部分がギザギザに割れた指輪を合わせると「ハイハイサー」と大魔王シャザーンが登場。無敵の強さで悪漢を退治し、2人を助けるという勧善懲悪アニメでした。1回目のこの日は『恐怖の墓場妖怪』『壺から出たワルーグラ』の2本が放送されています。
登場時の「ハイハイサー」と並び、シャザーンが魔法を使う時に発する「パパラパー」なる掛け声も子どもたちに大流行。そんなシャザーンの声を演じていたのは、のちに妖怪人間ベムや次元大介(byルパン三世)でおなじみとなる小林清志さん。チャックの声はばいきんまんやフリーザ(byドラゴンボールZ)でおなじみとなる少年時代の中尾隆聖さん(当時16歳=竹尾智晴名義)、空飛ぶラクダのブービーの声はジャイアン(byドラえもん)こと、たてかべ和也さん。またナレーションはうっかり八兵衛(by水戸黄門)こと高橋元太郎さんという豪華キャストでした。
これら日本語版では、指輪で呼び出されたシャザーンがチャックとナンシーに仕える召使のように描かれていますが、原語版では主従関係が正反対。シャザーンはあくまで神の使いのようなポジションで上位に立ちつつ、2人を見守り助けているのだそうです。まさに吹き替えの妙味ですね。
参照 : 昭和43年1月12日付の毎日新聞朝刊
高桑慎一郎著『ケンケンと愉快な仲間たち』(イーハトーヴ出版)
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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