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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/01/13

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【今日は何の日?】1月13日=美空ひばりが同い年の少女に塩酸をかけられる(1957年) / 雑学ネタ帳

01月13日(美空ひばり像).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

66年前の1957(昭和32)年。浅草国際劇場(東京都台東区)にて公演中だった歌手・美空ひばりさんが、突然客席から上がってきた少女(19歳)に塩酸を浴びせられ、全治3週間の火傷を負う事件が起きました。

この日の夜9時40分頃、同劇場公演『花吹雪おしどり絵巻』最終回に出演中だったひばりさんが、舞台の左揚幕にて出番を待っていたところ、客席から上がってきた小豆色のオーバー、ポニーテールの少女が、手にした2合入りの薬瓶をひばりさんに投げつけました。

中には塩酸が入っており、ひばりさんは顔の左半分と舞台衣装のドレスの上から胸、背中などに全治3週間の火傷を負ったほか、ひばりさんの付き人男性(31)、共演していた大川橋蔵さんの付き人男性(21)、日活俳優の南博之さん(39)らが、それぞれ顔に全治1週間以内の火傷を負いました。

犯人の19歳少女は、すぐそばで舞台写真を撮影しようとしていたブロマイド業者のマルベル堂社員・斎藤午之助さん(38)によって捕えられ、警備中だった浅草署員へと突き出され、ひばりさんらは直ちに近所の浅草寺病院にて手当を受けました。
 
19歳少女は山形県米沢市出身で板橋区内にて女中奉公していたものの、1月11日に奉公先を飛び出して都内をブラブラしていたとか。浅草署では興奮して何も語りませんでしたが、ハンドバッグにあったメモ帳には「ひばりちゃんの美しい顔をいためなければ承知できない。その醜い顔を一度見たい」などと記されていたそうです。 
 
 参照 : 昭和32年1月14日付の朝日新聞朝刊

  文 / 高木圭介
 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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