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【今日は何の日?】1月25日=幻の飛行機事故の正体は?(1968年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
55年前の1968(昭和43)年。午後2時20分、東京消防庁第八方面本部の119番に東京都八王子市と神奈川県相模原市の境目付近に位置する丘陵地帯に「飛行機が墜落し炎上した」との急報が入りました。
「真っ黒い煙が上がった」という証言にのっとり、陸上では消防、捜査、鑑識、警備などなど各方面による30数台の車両が出動。さらに空からは米軍の立川基地、横田基地のほか、報道各社のヘリコプターが空に舞い丘陵地帯を捜索しました。
ところが雑木林や谷間などを2時間以上も捜索しても、飛行機の破片も煙も見つけることができず、さすがの捜索隊もクタクタです...。
結局、墜落事故と思われた黒煙の正体は、この日の午後から突風が相次ぎ、関東ローム層の赤土を巻き上げた竜巻が正体であること結論づけられました。
飛行機事故が幻であったことは喜ぶべきことでしたが、赤ランプの車両が頻繁に右往左往した影響で国道16号線(東京環状)をはじめ、八王子周辺の交通は夕刻まで大混乱することとなりました。付近が開発され人口も急増し、都会化した現在だったならば、飛行機事故でも竜巻だったとしても、もっと大変な被害が出ていたことでしょう。
参照 : 昭和43年1月26日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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