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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/01/28

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【今日は何の日?】1月28日=米ロサンゼルスで『ひみつのアッコちゃん』放送スタート(1973年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1973(昭和48)年。米ロサンゼルスの証券情報専門テレビ局・KWHYテレビにて日本産アニメ『ひみつのアッコちゃん』(NETテレビ=現・テレビ朝日)の放送がスタートしました。

当時のロスには3大ネットワーク局を含め、13ものテレビ局があり、そのうちの6局がUHF波の専門番組局でした。6局はともに週に数時間の外国語放送を実施しており、KWHYでは日曜の夜7時からの3時間を日本語放送に宛てていました。

同局では71(昭和46)年9月より、米本土初となる日本語レギュラー放送をスタートしており、『だいこんの花』『にっぽんの歌』『ヒットで勝負』『宮本武蔵』などのドラマ、時代劇、歌番組を放送。在米日本人世帯から高い支持を得ていました。

それらすべてが大人向けの番組でしたが、72(昭和47)年10月ごろより、「子どもたちにも、ぜひ日本語番組を」という声が高まっており、3,200人分の賛同署名がKWHYに届けられました。署名の多くは「子どもに正しい日本語を聞かせるため」という内容でした。

そんな声を受けたKWHYでは、これまでの日本語番組枠の時間外となる夜6時からの30分枠を新設。日本のNETテレビに集まった署名を添えて送ったうえで適切な番組のチョイスを依頼したのです。

NETテレビでは「今、日本の子どもをかなりよく捉えている明るい番組」として、同局で69(昭和44)年1月から約2年間放送され、平均視聴率20%を記録した人気番組『ひみつのアッコちゃん』を選択。米国内での放送に至ったのでした。 

 参照 : 昭和48年1月28日付の読売新聞朝刊

  文 / 高木圭介


 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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