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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/01/29

#京王プラザホテル#今日は何の日?#新宿三井ビルディング#新宿住友ビルディング#新宿副都心#昭和48年#目の錯覚#超高層ビル

【今日は何の日?】1月29日=新宿住友ビルは傾いている?(1973年) / 雑学ネタ帳

東京・新宿住友ビル.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1973(昭和48)年。新宿の淀橋浄水場跡8号地に建設中だった新宿住友ビルディング(通称・三角ビル)に、お隣の京王プラザホテル側へと「傾いているのでは?」との噂が流布し、住友側が国内初のレーザー光線を使用した実測を行いました。

建設中の住友ビルは、211メートルの高さに三角形という独特なデザイン。それが原因となる「目の錯覚」だったのでしょうか? 地上から建設中のビルを見上げると、どうしても傾いているように見えたのだそうです。

曲がっているんじゃないか?」という問い合わせが続出していたことから、住友側では、ちょうど30階の床(地上113.2メートル地点)と地上に基点を置いたうえでレーザー光線にて測量。その結果、ズレはわずかに5ミリ。「まず、曲がっていない」と認識されました。

国内初の200メートル超えの高層ビルとなった住友ビルは翌74(昭和49)年3月に完成。この時点で、お隣の京王プラザホテルを抜いて「日本一のノッポビル」の称号を手にすることになりましたが、半年後(74年9月)には223.6メートルの新宿三井ビルが完成したため、わずか半年の天下でした。

わずか5ミリのズレでも気になってしまう人はいるのかも知れませんが、半世紀後の現在もビルが健在であることを考えると、まず問題はなかったのでしょう。

 参照 : 昭和48年1月28日付の読売新聞夕刊

   文 / 高木圭介

  

 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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