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【今日は何の日?】2月1日=電車もストップ!玉電の新式信号が環七で使用開始(1966年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
57年前の1966(昭和41)年。それまで「環七最大のガン」と悪評高き渋滞の名所だった環状七号線と東急玉川線(通称・玉電=現・世田谷線)の交差地点(世田谷区若林)に、電車もストップさせる新式の信号が完成。この日の始発電車から使用開始されました。
この信号、自動車用信号は普通仕様ですが、電車用は進行OKが黄色い「→」が示され、停止は赤い「×」。自動車の信号待ちは1分で、電車は30秒。なので電車の通過に引っかかったとしても、ドライバーは30秒ほど待てば通過できるという新しいシステムでした。
それまでクルマの運行を止めていた踏切の開閉機は撤去。この日の午前3時より約90分間の運行テストを行ったうえで、早朝5時の玉電始発から使用を開始。「渋滞解消の効果は?」と世田谷区の各関係者が注目する中、朝8時~9時の最高ラッシュ時にも渋滞度はゼロで、クルマがスイスイと通行できるようになりました。
それまで同時間帯に南北約400メートルも続いていたという渋滞がウソのように解消され、新式信号は効果てきめん。警視庁世田谷署では「クルマも電車も慣れるまでは」と朝7時から夜の10時30分まで、2人ずつ交代で若林踏切に交通整理員を派遣していたそうです。
参照 : 昭和41年2月1日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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