Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/01

#今日は何の日?#信号待ち#新式踏切#昭和41年#東急世田谷線#東急玉川線#渋滞#玉電#環状七号線#若林踏切#警視庁世田谷署

【今日は何の日?】2月1日=電車もストップ!玉電の新式信号が環七で使用開始(1966年) / 雑学ネタ帳

東急世田谷線(若林踏切).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

57年前の1966(昭和41)年。それまで「環七最大のガン」と悪評高き渋滞の名所だった環状七号線東急玉川線(通称・玉電=現・世田谷線)の交差地点(世田谷区若林)に、電車もストップさせる新式の信号が完成。この日の始発電車から使用開始されました。

この信号、自動車用信号は普通仕様ですが、電車用は進行OKが黄色い「」が示され、停止は赤い「×」。自動車の信号待ちは1分で、電車は30秒。なので電車の通過に引っかかったとしても、ドライバーは30秒ほど待てば通過できるという新しいシステムでした。

それまでクルマの運行を止めていた踏切の開閉機は撤去。この日の午前3時より約90分間の運行テストを行ったうえで、早朝5時の玉電始発から使用を開始。「渋滞解消の効果は?」と世田谷区の各関係者が注目する中、朝8時~9時の最高ラッシュ時にも渋滞度はゼロで、クルマがスイスイと通行できるようになりました。

それまで同時間帯に南北約400メートルも続いていたという渋滞がウソのように解消され、新式信号は効果てきめん。警視庁世田谷署では「クルマも電車も慣れるまでは」と朝7時から夜の10時30分まで、2人ずつ交代で若林踏切に交通整理員を派遣していたそうです。
 
 参照 : 昭和41年2月1日付の読売新聞夕刊

  文 / 高木圭介

 

 

【日本全国電話・メール・WEB相談OK】介護職の無料転職サポートに申し込む

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事