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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/02

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【今日は何の日?】2月2日=ビートたけしの師匠・深見千三郎が火事で焼死(1983年) / 雑学ネタ帳

深見千三郎.JPG

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど40年前の1983(昭和58)年。東京・台東区浅草3丁目の鉄筋4階建てアパート4階の1室から出火。同室20平方メートルは全焼し、ドア付近で元コメディアンの深見千三郎さん(59歳)が焼死しているのが発見されました。

同じく4階の住人がきな臭さに気づき、深見さんの部屋のドアを開けたところ、すでに室内は火の海となっており、消火できないほどだったそうです。警視庁浅草署の調べによると、酔って帰宅した深見さんがタバコを吸い、その火の不始末が出火原因ではないかとされています。

深見さんは1923(大正12)年、北海道浜頓別町出身。戦前期にお座敷歌謡『ああそれなのに』を大ヒットさせた芸者歌手・美ち奴(みちやっこ)さんの実弟にあたります。17歳で浅草オペラ館にて初舞台を踏み、堺駿二さん(堺正章さんの父)や佐山俊二さんらと活躍しました。

戦後の46(昭和21)年から69(昭和44)年までは浅草ロック座で座長を務め、その後はストリップ劇場として知られたフランス座の経営者となりました。82(昭和57)年6月に夫人に先立たれて以降は一人暮らしとなり、11月末にフランス座の経営権を譲渡した後は、化粧品会社に勤務していました。

浅草喜劇から、のちに活躍の場をテレビや映画の世界へと移した谷幹一さん東八郎さん関敬六さん渥美清さん長門勇さんらの「浅草の師匠」にあたるのが深見さんでした。ビートたけしさんがフランス座で深見さんの付き人、エレベーター係をしつつ幕間のコントに出演し芸人修業していた話は有名ですね。

ビートたけしさん原作の『浅草キッド』は、そんな深見さんとの交流が描かれており、2021年に公開された映画版(劇団ひとり監督)では大泉洋さん、88年のドラマ版では中条静夫さん、2002年のドラマ版では石倉三郎さんが深見さんを演じています。

 参照 : 昭和58年2月2日付の毎日新聞夕刊 

     文 / 高木圭介

 

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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