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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/11

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【今日は何の日?】2月11日=玉川高島屋で「フィンガー5ショー」が中止(1974年) / 雑学ネタ帳

東京・二子玉川の高島屋.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

49年前の1974(昭和49)年。東急・二子玉川園駅(現・二子玉川駅)前の玉川高島屋ショッピングセンターにて開催予定だった「フィンガー5ショー」が、観客が集まり過ぎてしまったために中止になるというアクシデントが起きました。

フィンガー5は沖縄・具志川市(現・うるま市)出身の玉元5兄妹(男4、女1)による音楽ユニット。主にメインボーカルを担当した変声期前のアキラ(四男=当時12歳)やタエコ(次女=当時11歳)によるハイトーンボイスや楽曲、独自のリズム感は当時の歌謡界で斬新な存在であり、「和製ジャクソン5」として高い人気を誇っていたのです。

前年(73年)8月にリリースした『個人授業』や、12月に発売された『恋のダイヤル6700』が大ヒット。3月には『学園天国』の発売を控えるという、まさにヒット曲を連発していた時期でした。

ショーは正午に開始予定でしたが、ステージが設置された2階中央広場はもちろん、ステージを見下ろせる2階も集まった人で鈴なりに...。その数、なんと2,000人以上と主催者の予想を遥かに超えてしまったのです。

あまりの「」に気分が悪くなってしまう子どもも続出してしまい、たまりかねた警視庁玉川署では正午前にやむなくイベントの中止を勧告。高島屋側も場内スピーカーで中止をアナウンスしました。

ところが収まらないのはフィンガー5目当てで集まり、朝から4時間近くも並んでいたチビッ子ファンたちです。中止勧告後もその場を動こうとせず、整理に動員された玉川署員30人が2時間をかけて規制、説得し、騒動はようやく終息したそうです。
 
 参照 : 昭和49年2月12日付の読売新聞

    文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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