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【今日は何の日?】2月12日=大工3人組が一念発起して御用...(1973年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1973(昭和48)年。東京・三鷹市深大寺に住む大工の3人組が逮捕されました。
きっかけは2年前の71(昭和46)年のことでした。大工として普通に働いていた3人組は「人に使われるより、土建会社を作って、人を使う身になろう!」と一念発起。ここまでは、よく耳にする起業家のサクセスストーリーと同じでした。
土建会社を設立するには、数々の資材や道具を揃える必要があります。そこで3人組は「まずは基礎作りが大切!」と、カッターや懐中電灯を手に、夜な夜な乗用車やトラックを運転し、都内のみならず埼玉、神奈川県内の建設会社や倉庫、木工所などを荒らし回り、その数500件、計2,500万円相当の建設用具を貯め込むことに成功しました。成果は上々......ですが、確実にどこかで道を誤っています。
ところが3人組、「夜のお仕事」で熱心に働き過ぎたせいで、肝心要の大工仕事がてんでダメ。失敗続きで日銭も入らなくなってしまったのです。仕方がなく、盗品の数々を質屋さんに入れたところ、まんまと足がつき犯行がバレて2月12日までに全員が警察に逮捕。「人を使う身」どころか「囚われの身」となったのでした。
参照 : 昭和48年2月12日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
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介護のみらいラボ編集部コメント
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