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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/15

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【今日は何の日?】2月15日=諏訪湖名物「御神渡り」の音声が初めてラジオ放送(1959年) / 雑学ネタ帳

長野・諏訪湖の御神渡り.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1959(昭和34)年。NHKの録音班が信州・諏訪湖名物の「御神渡り(おみわたり)」の際に生じる大轟音の録音に成功。ラジオ番組で初めて放送されました。 
 
御神渡りとは、冬場に全面氷結した諏訪湖において、その数日後の夜中に大音響とともに湖を縦断する亀裂が生じ、朝になると亀裂の両側から押し上げられた氷が、約1メートルほどの高さに立ち上がっては延々と湖上に続くという珍しい現象のことです。

一応の物理的説明はついているものの、観察例は極めて少なく、しかも毎年必ず起こるという現象でもありません。謎も多いことから、御神渡りをめぐるさまざまな伝説が言い伝わります。

NHKの録音班では、前年(58年)、前々年(57年)と録音を試みましたが、あいにくの暖冬のため御神渡りは起きないまま...。この年の1月24日朝、ついに御神渡りが起こり、3年越しの苦労が実って大轟音の録音に成功していたのです。

この日の朝7時45分からのラジオ第1『自然とともに』にて、それまで神秘、怪奇現象の類として知られていた御神渡りのリアルな音声がラジオの電波に乗ったのでした。 

 参照 : 昭和34年2月15日付の毎日新聞朝刊

  文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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