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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/17

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【今日は何の日?】2月17日=「全ど研」の創立総会が開かれる(1970年) / 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

53年前の1970(昭和45)年。東京都中央区勝どきにあった東海区水産研究所にて「全ど研」の創立総会が開かれました。

「全ど研」とは全国どじょう研究所(渡辺恵三所長)の略称。研究所そのものは茨城県の波崎町(※現在は神栖市に編入)に設置されています。

農薬の普及などに伴い、減る一方の天然のドジョウでしたが、ウナギなみに養殖技術が進んでおり全国各地で飼育はされていました。しかし70年の時点でも卵からふ化させ、成魚として食用にできるものは20%以下と言われており、商業ベースで飼育することは、とても難しい状況にありました。

そこで「全ど研」では、技術改良をもってドジョウの生産効率を上げ、スタミナ食品などとして広くドジョウを流通させることを計画。水田を大幅に使って養殖する方法を考えました。水産庁などの援助も受ける予定となっており、計画が成功すれば、稲作転換後の水田利用にも一役買えるため一石二鳥という算段。渡辺所長以下、「全ど研」のスタッフたちも胸をふくらませていたそうです。

 参照 : 昭和45年2月18日付の読売新聞朝刊 

       文 / 高木圭介

 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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