#どじょう#スタミナ食品#今日は何の日?#全ど研#全国どじょう研究所#昭和45年(1970年)の出来事#東海区水産研究所#水田利用#波崎町#茨城県#養殖
【今日は何の日?】2月17日=「全ど研」の創立総会が開かれる(1970年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
53年前の1970(昭和45)年。東京都中央区勝どきにあった東海区水産研究所にて「全ど研」の創立総会が開かれました。
「全ど研」とは全国どじょう研究所(渡辺恵三所長)の略称。研究所そのものは茨城県の波崎町(※現在は神栖市に編入)に設置されています。
農薬の普及などに伴い、減る一方の天然のドジョウでしたが、ウナギなみに養殖技術が進んでおり全国各地で飼育はされていました。しかし70年の時点でも卵からふ化させ、成魚として食用にできるものは20%以下と言われており、商業ベースで飼育することは、とても難しい状況にありました。
そこで「全ど研」では、技術改良をもってドジョウの生産効率を上げ、スタミナ食品などとして広くドジョウを流通させることを計画。水田を大幅に使って養殖する方法を考えました。水産庁などの援助も受ける予定となっており、計画が成功すれば、稲作転換後の水田利用にも一役買えるため一石二鳥という算段。渡辺所長以下、「全ど研」のスタッフたちも胸をふくらませていたそうです。
参照 : 昭和45年2月18日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
SNSシェア
介護のみらいラボ編集部コメント
高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。