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【今日は何の日?】2月18日=バルタン星人が驚きの言葉を口にする(1981年) / 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
42年前の1981(昭和56)年。数多いウルトラ怪獣の中でも、もっとも高い人気と知名度を誇るバルタン星人が宇宙人とは思えない驚きの言葉を口にして、一部のファンに衝撃を与えました。
それは午後7時からTBS系にて放送されたウルトラマン80の第45話「バルタン星人の限りなきチャレンジ魂」での出来事です。
宇宙忍者の異名を持つバルタン星人といえば、66(昭和41)年7月に初代ウルトラマンの敵として初登場以来、何度となく再登場し、地球侵略を仕掛けては失敗してきた歴史があります。初登場時は「フォッフォッフォッ」と不思議な声を発し、人間とコミュニケーションを図る際には科学特捜隊のアラシ隊員(演じたのは毒蝮三太夫さん=当時は石井伊吉名義)の肉体を借りては、抑揚のない日本語を話していました。
それから15年が経過。何度となく失敗した地球侵略計画を経て、かなり地球文化に精通したと見られるバルタン星人は、子ども同士をケンカさせる → その流れで大人同士もケンカに → 人間同士の信頼を奪い取る → やがては地球人類が滅亡 という、かなり気の長い作戦を立てつつ日本に降り立ちます。
バルタン星人はさっそく、缶蹴り遊びの最中にケンカを始める子どもたちを眺めては「人間、皆カタキ」「一日一悪」などの言葉を吐きます。さらに河川敷にて偽のUFO写真を撮らせては、撮影した子どもがウソつき呼ばわりされて仲間外れになるように誘導しつつ、「これがケンカの元になるとは、お釈迦様でもご存知あるめえ!」と、宇宙人とは思えない言葉を口にしたのでした。
81年当時でも、時代劇かお年寄りの口からしか聞くことがなかった言葉を吐くとは、バルタン星人の研究熱心さには頭が下がりますが、そんなバルタン星人もウルトラマン80にあっさりと撃退されてしまうのでした。
57年にわたるウルトラマン史上では珍事とされるバルタン星人発言でしたが、仏教の長い歴史を考えるに、ブッダ(お釈迦様)の名前が宇宙人にまで伝わっていた証拠となる、歴史的な出来事と言えるでしょう。
文 / 高木圭介
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