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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/23

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【今日は何の日?】2月23日=川崎日劇が火事で全焼する(1976年) / 雑学ネタ帳

川崎・ラ・チッタデッラ.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

47年前の1976(昭和51)年。午前11時5分頃、国鉄川崎駅東口の映画館街「ミスタウン」にある川崎日劇(川崎市川崎区小川町)の1階ボイラー室付近から出火。木造モルタル2階建ての同劇場の延べ500平方メートルが全焼し、さらに北隣にあるカワサキミスの労組事務所(木造モルタル平屋建て)140平方メートルも全焼しました。

同劇場の開館時間は11時30分のため、まだお客さんは不在であり、従業員たちも無事に非難したため、不幸中の幸いでケガ人はなく、火事は正午頃に鎮火しました。

53(昭和28)年10月にオープンした川崎日劇は現在の「ラ チッタ デッラ写真)」の一角にある屋根つきのフットサルコート「アレーナ チッタ」の敷地にありました。隣接するデパート「さいか屋」のほか、映画館10軒、飲食店7~8軒、ゲームセンターなどが密集する、いわば娯楽の殿堂。現場からほど近い京浜急行の高架下付近には、黒煙の中で3~4,000人もの野次馬がギッシリと集まりました。

すでに客入れを済ませていた川崎ロイヤル劇場では、ただちに上映中止して十数人の観客を館外へと避難誘導。さいか屋では出入り口のシャッターを閉じたうえで、店内放送で「危険はありません」とアナウンスしつつ混乱を防いで通常営業を続けたそうです。

ちなみに、全焼した川崎日劇にて上映されるはずだった作品は『ダイヤモンド・コネクション』と『マフィア』の二本立て。しかし、この火事によって2本ともプリントは焼失してしまったそうです。

 参照 : 昭和51年2月23日付の読売新聞夕刊 

   文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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