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ニュース 今日は何の日?雑学 2023/02/26

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【今日は何の日?】2月26日=新宿区が最新鋭機械「コピア」を導入(1958年) / 雑学ネタ帳

戸籍謄本(イラスト).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

65年前の1958(昭和33)年。東京・新宿区が戸籍謄本1枚が、わずか30秒で印刷できてしまう最新鋭機械「コピア」(陽画複写機)を買い入れ、区役所、支所、出張所など11か所に備え付けて、この日より使用し始めました。

丸星機化工業(現・キヤノンファインテックニスカ株式会社)製のコピアは1台18万円也。焼付、現像、乾燥が同時にできる優れモノで仕上がりも美しく、変造される心配もなく、誰にでも操作できるため、謄本の即時交付が可能となりました。 

手書き作業による謄本作成は、慣れている職員でも1日に25枚程度が限度と言われていましたが、コピアを使用することで一気に1時間に120枚、1日に800枚もの複写が可能になったそうです。

4月から3年計画で戸籍の改正が行われることになり、戸籍係の負担が増大してしまうため、高性能のコピアを導入することで、年間11万枚にも及ぶ謄本製作を効率化することを狙い、新宿区が全国のトップを切って導入に踏み切ったそうです。

魔法のように素晴らしい機械「コピア」。ここまで読んでお気づきでしょうが、これは単なる初期型のコピー機です。職場でもコンビニでも、あるいはご自宅でも手軽にコピーが取れてしまう現在、当時の苦労を噛みしめつつ、有難い気持ちでコピー機を使用されることをオススメします。 
 
 参照 : 昭和33年2月27日付の毎日新聞夕刊

   文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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